仏の子ども会でした。

今回のご法話は出塩幸彦先生よりいただきました。

宮沢賢治の『どんぐりと山猫』のお話をしてくださいました。
山猫の裁判でどんぐりたちが、「とがってるものが一番えらい」または、「いやいや、一番丸いわたしが偉い」などと口々に言い争っているところに、山猫によばれた人間の一郎が、「この中で一番馬鹿で、愚かで、てんでなってない者が一番偉い!」と発言したところで、みんな黙ってしまい、争いがおさまったというお話でした。

仏様の智慧の眼から見ると、わたしたちが互いに自分が一番偉いと思い、争っていることも、本当はただの「違い」に過ぎないとお話してくださいました。

そして、ご法話をきいたあとにお話の振り返りをしました。

一人一人に問いかけます。

「では何故馬鹿で愚か者が一番偉いのでしょう?一度考えて見てください」と投げかけました。

ご法話の後はお待ちかねの水浴び!!

初め恥ずかしがって、体操もなかなか出来ない女子たちも、プールに入ると大はしゃぎ。
激しい激しい笑。

水風船合戦、水鉄砲の乱れ打ち、みんなキャーキャー言いながら遊びました。

その後、ご門徒さんのギターに合わせて歌を歌ったりパラバルーンやかくれんぼなどもしました。

大人も童心に返って楽しみました。