好子先生お招きして、どうぜん和尚のアレクサンダー・テクニークが開かれました。
驚きの感動と気づきがありました。
「心を向ける」と言っても、心だけ向けていたのでは、本当に向けているといえるだろうか。という好子先生の投げかけにハッとしました。
本当に心を向けたのであれば、身体もそちらの方向に向くだろうと。
好子さんが肋骨に触れて下さって、「幸子さんの場合は上に上に行きたがる。前にエネルギーを向ける傾向がある」とおっしゃり、はたと気づきました。
上半身に無駄に力が入っていることに。
そのことに気づいた瞬間、ふっと力が抜け、好子さんの手の中に委ねるように下に沈んでいきました。
深い海に静かに沈んでいくような、温かい地中にしっかりと根をはるような感じです。
「こんなに楽していいのか」と驚きと共にいつもお疲れさまという感情が押し寄せて来て泣きそうになりました。
「上半身に力が入っている」というそのわたしの癖や傾向に気づいてはじめて、緩むことができるということを知りました。
また、何か問題が起こるとき、つい心ばかりに目を向けるくせがわたしにはあるのだと。
でも、今回、身体のアプローチから、心のエネルギー方向性にも気づかせてもらったことに、驚きと感動がありました。
もっともっと書きたいことはあるように思いますが、言語化出来そうなら、また書こうと思います。
澤中 道全さん、林 好子 (Yoshiko Hayashi)さん、本当にありがとうございました!! 坊守