道全和尚のワークショップ、アレクサンダーテクニークでした。禅宗の所作の説明もあり、気づきがたくさんありました。

私たちは、急ぐとなぜタオルをゴジゴシと体に擦り付けるのか、タオルを感じつつ優しく丁寧に使えば、タオルの方が水をしっかりと吸ってくれるのにと言われました。確かにその通りだなあ、物との向き合い方、一つで全然体の動きや感じ方が変わるなあと思いました。

私のお袈裟のつけ方もアレクサンダー的な視点からチェックしてもらいました。私からお袈裟の方に向かっていくのではなくて、お袈裟の方が私に向かってくるような感じにつけたり、お袈裟をかかげて重みを感じてから、お袈裟をつけると感じ方が全然変わりました。釈尊以来、綿々と受け継がれてきた仏弟子のあかし。親鸞聖人がお袈裟をつけたまま魚を食された話の意味なども考えました。とても奥深いです。